高齢者の就業率が25%を超えました

総務省が発表した2015年の国勢調査を基にした人口推計によると、65歳以上の人口は前年より22万人増えて3,640万人、総人口に占める割合は29.1%となり、それぞれ過去最高を更新しました。

高齢者の女性は2,057万人(女性人口の32.0%)、男性は1,583万人(男性人口の26.0%)となっており、1947~49年生まれの「団塊の世代」を含む70歳以上の人口は2,852万人(総人口の22.8%)と前年より61万人増えました。

日本の高齢化率は世界最高で、2位のイタリア(23.6%)、3位のポルトガル(23.1%)を大きく上回ります。

高齢者の就業者数は17年連続で増えており、906万人と過去最多を更新しました。また、就業率も9年連続で上昇して25%を超えました。

就業者全体に高齢者が占める割合も過去の最高の13.6%となり、産業別に見ると「卸売業、小売業」が128万人と最も多く、次いで「農業、林業」が106万人、「サービス業」が104万人となっています。

働き方は、パート・アルバイトなどの非正規の職員や従業員が7割を超えています。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、高齢化率は今後も上昇を続け、71~74年生まれの第2次ベビーブーム世代が65歳以上となる2040年には、35.3%になる見通しです。