オアシスの「ネブワース1996」が素晴らしい

最近、オアシスの「ネブワース1996」のブルーレイを繰り返し見ています。

このライブはオアシスが最も勢いがあった1996年に行われたもので25万人を動員したイベントです。

昔はこのライブの映像が死ぬほど悪い画像で出回っていたことがあり、あまりの画質の悪さに最後まで見通すのが苦痛でしたが、この度めでたく正式にリリースされました。

私が購入したのは「全部入り」というブルーレイで、映画となったドキュメンタリーと8月10日と11日のライブがフルで収録されています。

このときのライブを綺麗な画質で見ると、本当に素晴らしいライブだったことを改めて認識しました。

とにかくリアム・ギャラガーのフロントマンとしての存在感が圧倒的で、97年以降のどこか疲れを感じさせるライブとは違い、面白いように声が出ています。

リアム・ノエルともにこのときはまだ20代であり、当たり前ですが2人ともとても若いです。

また、バンド全体にも勢いがあり、このときのメンバーが最強の布陣であったことが分かります。

あのネブワースのライブがこんな綺麗な画質が見られるようになったということで、全国のオアシスファンは狂喜したものと思われますが、この調子で95年のアールズ・コートや96年のメイン・ロードのライブもフルで出してほしいものです。

ブリティッシュ・ロック・シーンの頂点に立っていた時期のオアシスを堪能できる素晴らしい作品でした。