令和8年度の年金支給額が決まりました

厚生労働省の発表によると、令和8年度の年金額について国民年金(基礎年金)は前年度から1.9%の引き上げ、厚生年金(報酬比例部分)は前年度から2.0%引き上げになることが分かりました。

年金改定率の指標となる物価変動率は+3.2%、名目手取り賃金変動率は+2.1%となり、令和8年度は物価変動率が賃金変動率を上回るため、年金支給額が賃金変動率(2.1%)で改定されることになります。

今回、国民年金と厚生年金で改定率が異なるのは、この2つの年金のマクロ経済スライドの調整期間にズレが生じているためです。

このマクロ経済スライドとは、現役世代の人口の増減や平均余命の伸長に応じて年金の増額を抑える仕組みのことです。

今回の改定により、令和8年度の国民年金支給額は月額で70,608円となり、前年度より1,300円増えることになりました。

また、厚生年金に加入しながらお勤めされる方が年金をもらう場合、1か月分の報酬比例部分の年金支給額と1か月分の標準報酬(おおよそ1か月分の給与総支給額)を足した年金支給停止基準額が令和8年4月から65万円に引き上げされます。